深堀り

介護には介護用パワースーツ(パワーアシストスーツ)を選ぶべき5つの理由


「介護の現場にパワースーツを導入したいんだけど、どれがいいんだろう……」

「介護用のパワースーツは何が違うの?」

とお悩みの方も多いでしょう。
パワースーツには製造業や農業に向けたものなど、さまざまな種類がありますが、介護業務には介護用のパワースーツを選ぶべきです。
なぜなら介護用パワースーツは、介護業務に特化した機能が充実しているからです。
そこで今回は『介護用パワースーツを選ぶべき5つの理由』『介護用パワースーツの価格』を解説していきます。
この記事を読めば、介護業務に適したパワースーツの特徴がわかり、後悔しないパワースーツ選びができるようになります。

介護用パワースーツ(パワーアシストスーツ)を選ぶべき5つの理由

パワースーツ(パワーアシストスーツ)には、用途別にさまざまな種類があります。

  • 製造業用
  • 流通業用
  • 農業用
  • 建設業用
  • 介護用

それぞれの用途別でサポートする部位や特徴も異なります。
中でも、介護用パワースーツは介護ロボットのひとつとして注目されており、介護業務に特化した機能を備えています。

介護現場で使用するパワースーツには、ぜひ介護用を選択していただきたい理由が5つあります。

理由その1:軽量・コンパクト
理由その2:防水性が高い
理由その3:軽作業向けの機能
理由その4:脱着がしやすい
理由その5:デザインが優しい

ひとつずつ解説していきます。

理由その1:軽量・コンパクト

介護用パワースーツは軽量でコンパクトな構造をしています。
他用途のパワースーツでは重量物を持ち上げられるよう十分なサポート力を重視するため、大きく重い機体になりがちです。
しかし、大きなパワースーツでは、狭い空間で動きづらくなったり高齢者をケガさせてしまったりと、さまざまなリスクにつながります。
介護業務で使用するパワースーツには軽量・コンパクトな設計が求められます。

理由その2:防水性が高い

介護用パワースーツは防水性も重視しています。
介護の仕事は屋内が主となるため雨風にさらされることは少ないですが、水を扱う業務が多いです。
例えば、入浴介助をはじめ、トイレ介助やオムツ交換、浴室の清掃などが挙げられます。
また、介助が終わるごとに手洗いもしなければなりません。
介護用パワースーツには、水に濡れても動作に影響しない構造が必要不可欠です。

理由その3:軽作業向けの機能

介護用パワースーツには極端な重量物を持ち上げる機能はありません。
介護者の腰への負担を軽減するための『サポート』が主な目的です。
なぜなら製造業や流通業などに比べて、介護の現場では重量物を扱う機会が少ないからです。
J-PAS fleairy(フレアリー)は重量物は持ち上がりませんが、立位保持介助では約59%、中腰姿勢保持では約94%の負担を軽減する機能が備わっています。 また、軽作業向けの機能に絞ると軽量・コンパクト化の実現にもつながります。

理由その4:脱着がしやすい

介護用パワースーツは脱着がしやすい構造になっています。
介護の現場では移乗だけを介助するわけではなく、食事の介助や口腔ケアなど腰に負担のかからない介助も多いです。
介助が変わるたびに、パワースーツの脱着に時間をかけている余裕はありません。
素早く次の介助に移行できるよう、容易に脱着できる工夫をしています。

理由その5:デザインが優しい

介護用パワースーツに求められる最大の機能は『威圧感を与えないデザイン』です。
介護の第一歩は、高齢者と信頼関係を築く『ラポールの形成』から始まります。
高齢者に威圧感を与えてしまっては、介助を拒否される可能性もあるでしょう。
J-PAS fleairy(フレアリー)はエプロンを着けているようなデザインで、違和感なく介助ができるパワースーツです。

パワースーツ(パワーアシストスーツ)の価格相場は?

パワースーツの価格は、安いもので5万円前後、高いもので100万円以上と大きな幅があります。
なぜならパワースーツの価格は仕組みにより異なるからです。
パワースーツは、次のように大きく2つの種類に分類されます。

  • 動力型
  • 非動力型

動力型はモーターやセンサーが搭載されているため、利用者の姿勢や動きに応じた自然なアシストが魅力で、腰のサポートはもちろんのこと、歩く、しゃがむ、体をひねる

など介護作業に頻発する動きを制限しないことが可能です。反面、仕組みが複雑になり価格も高くなる傾向があります。

対して、非動力型は伸縮性のあるベルトや空気圧でアシストするため、仕組みがシンプルなぶん比較的安価であることが一般的ですが、利用者の動きに合わせた機能性が低く、歩く、しゃがむなど日常的な動きがかなり制限される製品が多くあります。

助成金を利用してコストダウン

介護用パワースーツは、助成金を利用すれば大幅にコストを抑えられます。
介護用パワースーツの導入には、認知度の高い介護ロボット導入支援補助金のほか、障がい者補助金(障害福祉分野におけるロボット等導入事業費補助金)という助成制度が利用できます。
J-PAS fleairy(フレアリー)は障がい者補助金対象の実績が豊富です。こちらの補助金は購入金額の100%を自治体が補助し、障がい者施設のロボット導入を応援する制度ですので、ぜひ積極的に活用しましょう。
ただし、年度や自治体により障がい者補助金の実施状況が異なりますので、まずは市町村のホームページをチェックしてみましょう。

介護現場では介護に特化したパワースーツ(パワーアシストスーツ)を選びましょう!

介護用パワースーツは介護のあらゆるシーンを想定し、安全に介助できるような工夫がされています。
介護用パワースーツには使用者の腰の負担を軽減する機能が求められますが、なにより高齢者にケガをさせない・威圧感を感じさせない配慮が重要です。
それらを踏まえ、介護に特化したJ-PAS fleairy(フレアリー)は5つの機能を備えています。

  • 軽量・コンパクト
  • 防水性が高い
  • 軽作業向けの機能
  • 脱着がしやすい
  • デザインが優しい

また、障がい者補助金という制度を利用すれば、大幅にコストを抑えてJ-PAS fleairy(フレアリー)が導入できます。
まずはお気軽に、こちらのフォームよりデモのご依頼から始めてみましょう!