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わたしたちの生活を支えてくださっているインフラ系大手のHネットワーク株式会社様にて、全社的な作業負担の軽減や作業効率化の取り組みの一環として、パワーアシストスーツJ-PAS LUMBUS(ランバス)Ⅱを試験導入頂きましたので、インタビューさせて頂きました。Hネットワーク株式会社様での取り組み及び、試験導入時における弊社の取り組みなどご確認くださいませ。

※試験導入のため、正式名称は伏せさせていただいております。ご了承くださいませ。

ー現在の業務内容を教えて頂けますか

主に配電線の設計、簡単に言いますと住宅街や道路沿いに建っている電柱、こちらの建替え工事の設計業務、並びに停電などが発生しないように、常日頃から保守業務を行っております。

普段の生活の中で、「電気は当たり前に使えるもの」と思っていらっしゃる方が大半だと思います。

その陰で実は私たちが常日頃から停電にならないように、電線に触れる樹木の伐採作業や経年劣化設備の補修作業を臨機応変に行っています。

そうした中で、先ほど「電柱を建て替える」とお伝えしましたが、こういった工事現場で電柱を建てるための穴を掘る作業である「掘削作業」に作業員が伝統的に苦慮しているという側面があることから、全社的な課題として作業員の負担軽減など作業の効率化について、現在、取組みを行っております。

ー導入前に抱えていた課題、選定に至る経緯を教えて頂けますか
また、作業課題に対し、パワーアシストスーツを解決の一助に選定された理由を教えて頂けますか

先ほどもお伝えしました電柱を建てるための掘削作業においては、地面の中にある水道管などのインフラ設備を損傷させないように、ある一定の深さまで「人力」による慎重な掘削が必要となっています。

その中で、もう何年も前からやはり作業員の高年齢化が進んでおり、腰にかかる負担が大きい。また若年層においてもこのようないわゆる「汚い」「きつい」「つらい」作業を取り入れたくない方が増加しています。

両者含めて、掘削作業の作業負担をいかに軽減して掘っていけるかに着目をして、ジェイテクトのパワーアシストスーツJ-PAS LUMBUS(ランバス)Ⅱを試験導入することになりました。

ただ、実はジェイテクトのパワーアシストスーツを導入する前に、他社製品のアシストスーツを試しています。それはジェイテクトのパワーアシストスーツとは違い、上半身を引っ張る力をアシストしてくれるようなものを試しました。

ただその他社の物は私たちの作業にはフィットしませんでした。そこで、他にはどんなアシストスーツがあるのか、私たちが求めている掘削作業にフィットしたアシストスーツはないか探していたところ、ジェイテクトのパワーアシストスーツJ-PAS LUMBUS(ランバス)Ⅱを知り、お声がけをさせて頂きました。

ージェイテクト製品を選んでいただいた理由を教えてください

パワーアシストスーツというものを調べた際、いろんな用途でいろんなスーツが世の中にあるな、ということを知りました。

私たちが今回パワーアシストスーツを用いようとしている作業は分類として「土木工事」に当たります。そのため、私たちの求める作業の「土木工事」やそのほかのキーワードを組み合わせてネット検索したところ、一番上にジェイテクトが表示されましたので、お声がけさせていただきました。

また、地方新聞でも今回試験導入させていただいておりますJ-PAS LUMBUS(ランバス)Ⅱの記事が掲載されており、それも確認させていただき、認知を深め、体験させていただきましたところ、当社の作業で使えるのでは?と思い、本格導入前の試験というカタチで導入させていただきました。

ージェイテクト製品をどの様にお使いになり、どの様な効果を得られていますか

そうですね、先ほども申し上げたんですが、現在進行形で検証継続中という位置づけでやっています。そのため、現段階ではまだ効率ということは一概には言えませんが、地面をスコップで堀り、砂利をすくって、体をひねって掘った砂利を置く作業において、やはりアシストが効いて「すごい楽になった」という意見があります。

また、季節的なものですが、冬になると雪が積もりますので雪かきにどこまで使えるのか試す予定をしております。

ー1回の検証時間はだいたいどれくらい取られていますか?

今行っている検証では、電柱を建てるための穴を掘ります。幅1m、縦50cm、深さ1mの長方形の穴を掘ります。この掘削条件では、深さ60cmくらいまで掘り進めるのに1時間くらいです。

ただ、この作業で「すごく楽になったか?」というと、そこまでではないという感想もあり、使い方を検討している最中です。

穴を掘る、掘削作業を進めていくと、やはり作業姿勢が変わりますので、アシストのかかり方・感じ方もそれに合わせて変化すると感じています。どの作業姿勢には、どのアシストモードが効果的かを見つけていければ、と考えています。

ー今回、試験導入中とのことで、インタビューはここまでで切り上げ、上記に挙げて頂いておりますようなHネットワーク株式会社様での作業において、どの作業姿勢にはどのアシストモードが適しているのかを確認することに。

着用方法から作業姿勢におけるアシストのかかり方や課題を入念にチェック

私たちジェイテクトは、導入後の「こんな作業ではアシストを感じにくい」などのお声にも耳を傾け、課題解決に向け提案をさせて頂いております。体験時、導入後においても同じです。

疑問点、課題点においては担当営業に遠慮なくご相談いただきたく、お願い申し上げます。

Hネットワーク株式会社の皆様、インタビューへのご協力、ありがとうございました。

引き続き、何卒よろしくお願いいたします。