竹内 真司
事業統括
イノベーション推進部
部長

竹内 真司

事業統括
イノベーション推進部
部長

竹内 真司

ご自身の経歴とイノベーション推進部の概要を教えて下さい

入社してパワーステアリングの開発に従事して20年、その後は研究企画にて5年、技術開発に携わらせて頂きました。そして、当社の既存事業領域とは異なる分野での新規事業を立ち上げるべく、現在のイノベーション推進部の前身である新規事業企画室の発足から担当させて頂き、社会課題の解決につながる商品・サービスの事業化を進めて参りました。
新商品・サービスとしてスピンアウトしたものもありますが、現在のイノベーション推進部では、介護・福祉・医療・健康といった人々の生活に関連することを中心に取り組んでおります。

いつまでも元気で、やりがいや生きがいを持てる暮らしに貢献することができたらとの想いで、「アクティブ・ライフ」といった言葉を大切にしております。

ジェイテクトの強みは何だと思いますか

当社およびグループには、様々な固有技術やグローバルでのアセットがあり、それらを組み合わせることで多くの価値創出につなげることができると考えております。
具体的には、モノづくりの核といえる工作機械、機械を滑らかに動かすベアリング、安全安心で快適な自動車の運転に寄与するステアリング・駆動部品は、長年培ってきた信頼性高いモノづくりにおける改善改良の実績と知見、またそれらを成し遂げる上でのマインドが強みだと考えています。
パワーステアリングでは、運転者が自動車の操作する上での正確性、気持ちよさが価値となります。人が機械を操作する上で重要なのは、人の意思に如何に合致させることができるかです。その思想「Human Harmonics 🄬」として、アクティブ・ライフ商品に展開いたしました。

現在注目されている分野を教えてください

介護・福祉・医療・健康の分野に注目しております。
少子高齢化による健康寿命の延伸、老々介護、介護離職、働き手不足など、高齢者のみならず働き世代一人ひとりの生活に大きな影響を及ぼす社会課題に向かい合って、できることから取り組んでおります。
当社にとっては経験したことのない分野でもあり、日々新しいことに気づきがあり、勉強させて頂きながら柔軟に対応して参りたいと思います。

事業を推進するに当たり外部パートナーを使うことはありますか

あります。「使う」といった言葉ではなく、パートナーですから一緒にWin-Winな関係をめざし、信頼関係の上で協働させて頂いている皆様は「開発」、「生産」、「販売」の局面で多くいらっしゃいます。想いを同じくする皆様に多大なお力添えを頂き、開発や戦略などを含めたスピードアップのみならず、コネクション形成などかけがえのない存在であり、大変感謝しております。

今後、新規事業を立ち上げる上で必要な物とは何でしょうか

これまでもそうでしたが、推進する人のマインドが最も重要と考えており、必要だと思います。
経験やスキルがなくても、マインドがあって勇気をもって行動できれば、困難を乗り越えることができると信じています。マインドを同じくする、言わば同志が「One Team」となれれば、多様性の中で相互扶助で補完しつつ、強力な推進力となると考えていますので、今後も大切にしていきたいですね。

マインドを継続するモチベーションもそうですが、もう一つは「失敗経験」も重要だと思います。同じ失敗を繰り返してはいけませんが、失敗には必ず要因があります。真因を追求し失敗から学び、改善させていく謙虚さと適応力(フレキシビリティ)だと思います。未知なところを探索しながら進むわけですから、情報収集と、まずはやってみてダメなら別の手立てを考えて進むということだと感じています。

新規事業を通じてかなえたいビジョンを教えてください

そうですね。冒頭に申し上げましたが、世のため、人のために貢献できる事業を構築して社会課題への対応に貢献したいと考えております。

現代社会では、多様に複雑に絡み合った要因が多くの課題に関連しています。その中でも世界的に先行している日本の超高齢化社会で喜んでいただける商品・サービスを通して、人々が生きがいややりがいを持ち、安心安全で幸福な生活につなげていきたいと考えております。

また一方で、人財育成の観点でも貢献したいですね。企業としては、事業を推進する上で、機能を分化し業務を組織的に効率よく対応していくことが重要ですが、0から1を築きあげる人財、より視野を広く、視座を高くして困難に挑戦していく人財を育成することを新規事業を通して取り組みたいです。

これまでに一緒に多くのことを経験させて頂いた皆様への感謝をもって、今後とも誠意尽力していきたいと考えております。

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